ダイエットに成功する人もいれば失敗する人もいます。
どちらかといえば失敗する人のほうが多いです。
失敗した人はどういう気持ちになるの?
「辛い・・・」
「わたしはダイエットにむかない」
ダイエットは嫌なものだと認識してしまう…
ダイエットに成功をするためには、意識を変える必要があります。
なぜ失敗してしまったの?
そこを考える必要があります。
そしてもうひとつの方法。
「催眠術」。
人の心を動かす方法に催眠術があります。そして、自分の心を動かす「自己催眠術」もあります。自己催眠術ダイエットが話題を集めています。いったいどういうものなのでしょうか?
自己催眠ダイエットとは
絶対に痩せる!
絶対に痩せる…
わたしの体重は
だんだんと減っていく
その減った体重を見ると
それが喜びになる
嬉しい
嬉しい…
自分で催眠術をかけて痩せる方法。
寝る前や、一度起きた後に2度寝をする瞬間を思い出して欲しいです。
とっても気持ち良い心地が、良い感覚に包まれるはず。
意識が遠くにいく感じ、夢の扉を開く感じ…
ウトウト…
これは催眠術にかかっている状態と似たような感覚だと言われています。そのため、催眠術は特別な人しかかからないわけではありません。どこかで疑う気持ちがあるため、かかりにくくなっているのです。
もちろん何かしらに疑う気持ちは非常に大切です。詐欺が多発している現在では、自分を守るためにも「疑いの目」が重要です。
しかし、この催眠ダイエットではその疑いが足を引っ張ってしまいます。
一度頭を楽にしてみましょう。
ウトウト…
ウトウト…
そう、いい感じ
全身の力を抜いていきます
深く深呼吸をしよう
焦らなくて大丈夫
ゆっくりとゆっくりと全身の力を抜いていきます
痩せるつもりはあるのですが、気が付くと食べているその現状。ダイエットでは余計なものを食べないことが大切です。
わかっている
わかっているけどやめられない
その誰しも持つ弱い心に打ち勝つために「自己催眠」でダイエットをおこないます。
自己催眠ダイエット方法は、心に栄養とご褒美を与えてダイエットを成功させようという方法。つまり、ダイエットの成功後を思い浮かべて実際の成功に導いていきます。
脂肪が邪魔で着れなかった服が痩せたら着れる
服にはサイズがあります。
若い頃は痩せていたお気に入りのあの服。
しかし、いつの間にか着れなくなってしまった。
原因は「脂肪」。
ダイエットに成功をしたらまた着ることができる!
洋服を着るまではダイエットを諦めない。
痩せたら絶対に着れる!
痩せたらイケメン彼氏・美女彼女ができる
太っているときには自分に自信が持てなかった。
何をするにもうつむきがち。
周りの人たちは自分に自信がありそう。
なんで私だけ…
辛い…
それなら痩せれば良い。
美スタイルになると自分に自信が持てる。自分に自信があると他の人から見ても、その人のことを魅力的に感じるもの。自信がなかったときの理想像以上の相手が見つかるかもしれません。痩せてからイケメンや美女を探せば良いのです。
まずは自分が痩せることが重要。
痩せる前に理想の人物像をセットしてしまうと、そこから伸びることはありません。理想は高くもったほうが良い結果を生みやすいです。
痩せたという努力が自信に変わります。
お腹がいっぱいでもう何も入らない
「言霊」を知っている?
言葉には霊が宿ると言われています。
地獄先生「ぬ~べ~」でも言霊が取り上げられました。石に「動け!」というと石が動きます。昔の人はこうしてピラミッドなどを造っていた。
ほんとだろうか!?
今そんなことはどうでも良いのですが、しかし、その言葉を発すると無意識のうちにその言葉通りの行動をしていることがあります。
例えば、お腹が空いているときに「お腹いっぱい」と口にすると良いでしょう。不思議と空腹感が和らぎます。逆にお腹が空いたときに「お腹が空いた」と思うと、さらにお腹が空いてしまいます。
不思議ですね。
脳が欲求を感じ始め、口が言葉にして発することで、脳に断定をさせてしまうのでしょう。つまり、脳を混乱させてあげると空腹が和らぎます。
脳
「お腹空いてきたな」
口
「満腹だ。もう入らない!」
脳
「!?!?!?!?!?!?」
脳がプチパニックを起こしている間は時間稼ぎができます。一例をあげたのですが、自分の痩せた後をイメージして、強く催眠をかけていきます。
自己暗示をかけて感情をコントロールするやり方
自己催眠は自分に暗示をかけます。
そして脳を錯覚させるものです。
実は、一流のアスリートや第一線で活躍している多くの人が実践している手法でもあります。
元フィギュアスケートの羽生結弦選手もそう。本番前には気分を盛り上げる音楽を聴きます。この音楽催眠により、自らの感情を高めながら潜在能力を引き出します。
では、どのようにして効果的に暗示をかけると良いのだろう?
効果的に催眠をかけるには、アロマなどを焚いて最大限にリラックスをしたときに行うと良いでしょう。
催眠術は入り込める人と入り込みづらい人で個人差がどうしても出てしまいます。1度の催眠で大きな効果を感じる人もいれば、全く効果が出ない人もいます。
人の感情は単純であり、脳は複雑。
自己催眠ダイエットで必ず痩せる重要な方法は、催眠状態をつくりその姿をイメージしながら日常を意識すること。信じることが重要になるダイエット方法です。
- 催眠にかかりやすい空間をつくる
- 痩せた後をイメージした日常を意識する
- 信じること
催眠は心をオープンにすることが大切。
自己否定をしながらダイエットを行っても痩せることは難しいです。痩せた後の自分の姿を明るくイメージすることで、脳がやる気になります。
潜在意識が握る催眠の世界
人は意識できる部分の「顕在意識」と無意識の部分の「潜在意識」である2種類が存在します。
人の意識の9割は潜在意識が占めているのですが、自分が意識できる部分は1割ほどしかないと言われています。
つまり、無意識のうちに人の頭の中にある9割の意識の中で、何かしらの外的要因によって身体が動かされているということ。
国民をいつの間にかコントロールし、政治的思考を植え込むプロパガンダなどがまさしくそれです。
常に多くの情報を持ちながら、その左右賛否の情報を見比べて自分で最終的な判断を下すことが大切です。
ようするに、自分で意識してダイエットをやろうと思っていても、潜在意識が「ダイエットをやりたくない」と思っていれば、潜在意識の考えが強く働くためダイエットを挫折してしまうということです。
自己催眠ダイエットでは、潜在意識に対して働きかけることが大切です。
割合の多い潜在意識を刺激することで「ダイエットをやりたい」と思わせることが重要になります。
催眠ダイエットで気を付けること「注意点」
催眠術全般に言えることなのですが、催眠ダイエットには注意点があります。
催眠にかかりやすい人は特に注意が必要です。
催眠術は脳をコントロールすること。
これがどれほど危険なことなのか?
いわゆる洗脳に近いことを行います。
「痩せる」ことだけに喜びを感じてしまうと、人が次に起こす行動は想像がつきます。
「もっと痩せたい」
こう思う人が大半になるはず。
痩せることで喜びと気持ち良さを感じ、ダイエットに挑んできました。それをダイエットが終わったからといって突然遮断されるのは、逆にストレスを受けてしまいます。
それを避けるために「もっと痩せたい」と感じるようになります。
しかし、これは危険。
痩せているのに痩せるとどうなるの?
「拒食症」に陥ってしまい、生命の危険に繋がる恐れがあります。
完全に入り込むことで催眠術にかかるのですが、そこから抜け出すのが困難になってしまいます。催眠を抜け出すための催眠術が必要になります。意識が入り込みすぎる人や人を全く疑わない素直な人は、ほどほどにしておいたほうがよいダイエット方法でもあります。
まとめ
催眠ダイエットは自分をコントロールする。
催眠術は多くの人が憧れているパワー。
催眠術であの人を思うように動かせたら?
しかし、それは時として危険なことを生む場合もあります。
「催眠にかかりやすい部屋」と「理性を維持している部屋」を頭の中で作り出すことができれば安心です。