「勘違いしているかもしれない…」
スプレー缶がカラカラ鳴るのは、中身が空っぽかを判断するため?っではありません。
本当の理由は別にあります。
最初はいくら振ってもまったく音が鳴らなかったのに、スプレーの中にある液体が少なくなってくると音が聞こえ出す謎。
スプレー缶の中で聞こえるカラカラ音の正体とは
カラカラ音がするのは、使い終わったことを知らせる意味ではありません。
スプレー缶は殺虫剤成分や塗料成分が、その他の成分や噴霧液との比重と異なります。
重い比重のものは動かさないと下の方に沈殿してしまうのです。
使用する時にスプレー缶に入っている成分と噴霧液がよく混ざるようにガラス玉・ビー玉が入っています。
要するに、スプレーを使い残量が減ることでカラカラ音が大きくなりますが、スプレーの中で混ぜる成分自体が減っているので、音が大きくなっていたのです。
「スプレーの中の成分を混ぜる音!」
まとめ
カラカラしながら混ぜている。
カラカラ音は、スプレーの中身がなくなったことを知らせるメッセージではありません。スプレー缶の成分が少なくなったので、カラカラ音が大きく聞こえていたのです。
ビー玉を入れることで、缶を振ると中で動き回り物質が交じり合いやすくなるので、霧状の塗料を勢い良く噴出することができます。何ヶ月も動かさないと中の成分は固まるため、定期的にふって動かしたほうが良いでしょう。