箱詰めするときに便利なガムテープ。
セロハンテープもありますが粘着力が弱いので「紙向き」であり箱には使うことができません。
この「ガムテープ」が発光するって知っていましたか?
「発光」は自ら光を放つ意味ですが、ガムテープが発光?
ガムテープに電池がついてるわけでもないので、光を放つことができるとは思えませんが、いったいどういうことなのでしょか?
ガムテープを発光させるやり方
一見すると、ガムテープが光を放つようには見えませんが、あることをすると青白く発光します。
やり方はとっても簡単♪
- ガムテープを20cmくらいにカット
- 同じように20cmカットします
- 2枚のガムテープをくっつけましょう
- 電気を暗くします
- いっきに剥がします!
ガムテープが剥がれる部分に注目をしてみると、そこに青白い光が確認できます。
光るはずのないガムテープが光を放ちました。
ガムテープが発光する理由
ガムテープは絶対に光らないという概念が崩れ、見事に発光しました。
なぜ、ガムテープが発光するのでしょうか?
その理由は「摩擦」です。
ガムテープを勢いよく剥がすことで、ガムテープについている粘着物質が摩擦の力によって静電気を帯びます。その際に一気に剥がすと放電がされるため光を発するのです。
- 摩擦
- 静電気
- 放電して発光
摩擦力が強くないと光らないため、何度もカットした同じガムテープでやると効果が出なくなります。
冬場にセーターを脱ぐとパチパチとしますよね?
痛いアレです。
あれと同じ現象がガムテープで起きています。
強く粘着したガムテープをむりやりに勢いよく引き離すことで、ガムテープの一方がプラス電気、そしてもう片方のガムテープがマイナス電気というように電荷が生じます。この偏った電気を解放するために、粘着物質の隙間に放電が発生します。
ちなみに、放電時に起きる青い光は「火花放電」とも呼ばれています。きれいな青白い光ですが、肌に触れると静電気となり痛いため注意が必要です。
まとめ
ガムテープが発光するのは放電によるもの。
普段、何気なく使っているガムテープですが、知らない間に電気を帯びていることがあります。
静電気は痛いですよね。
冬に毛糸系の洋服を着ると、脱ぐときにバチバチします。身体の周囲に電気が発生しているので、車のドアに触れただけでも「バチッ!」