思春期になるとニキビに悩む、あるいは悩んだ経験を持つ人も多いです。
ニキビは予防が最優先で、出来た瞬間から早期に治すことが求められています。
ニキビができる原因とは
お肌にニキビは天敵です。
ニキビは「過剰な熱」や「ホルモンバランスの乱れ」、それに毛穴に溜まった皮脂を栄養源にして「細菌が繁殖・炎症」を起こすことが主な原因だと言われています。
ニキビは、過剰な熱やホルモンバランスの乱れなどで出来ることが多いため、思春期世代によく見られます。毛穴に溜まった皮脂を栄養源に細菌が繁殖や炎症を引き起こすため、肌を清潔に保つことが大切です。
ストレス
ストレスがたまると皮脂分泌が過剰になりやすいという体質からニキビが出来やすい人もいます。ストレス社会で生きる現代人にとってストレスは切っても切れない存在のため、リラックスが出来る時間を多く取るようにすることが大切です。
お菓子に潜む危険
ケーキやお菓子が引き金になることもあります。お菓子を作る過程で油をたっぷり使うものも多くあるため、この油分がそのまま皮脂となり分泌されることでニキビにつながる恐れがあるのです。
揚げ物やナッツ類の脂肪や油が多いのも同じで、食べ過ぎには気をつけることが大切。
アルコールも注意!
アルコールが原因の可能性もあります。アルコール摂取量が多い人は、ニキビができやすい傾向があるのですが、その理由はアルコールに糖分が多く含まれているため。
アルコールを分解する時にビタミンを多く使用するためニキビができやすくなります。適度な飲酒に心がけることが大切です。
ニキビの種類を知る
一概にニキビといっても、ニキビには種類があります。赤ニキビは悪化した状態。赤ニキビよりも更に悪化すると凹凸のクレータータイプと呼ばれるものになり、場合によっては治療が必要になることも。
- 白ニキビ
- 黒ニキビ
- 赤ニキビ
- 凹凸(クレーター)
ニキビは初期対策が大事!直し方(治療法)
ニキビ跡が出来ないようにするには?
ニキビは初期の段階で対策をしておかないと悪化してしまうため、赤ニキビを治すためには、触らないことが大切です。触ることは厳禁!
「なぜ触ってはいけないのか?」
その理由は「ニキビが細菌」だから。人の手にはバイ菌がたくさん付いています。その手で赤ニキビを触ると細菌が喜ぶ環境を作ってしまい、さらに悪化を引き起こす恐れがあるのです。
おでこにできたニキビを前髪で隠してしまいがち。でも、この行為もおでこの汗が前髪とコラボすることで汚れが溜まりやすくなります。本来はニキビができたら、おでこ全開が好ましい状態です。
「でも乙女心には難しいところ…」
可能な限り汗を拭きとるなどして清潔に保つことが大切になります。ニキビを早く治すには『細菌がいなくなる環境を作ること』がポイント!
ニキビ跡を消したい!跡が出来にくくするには?
ニキビの跡は一生消えないと言われているため、心配している人も多くいます。ニキビ跡は、肌に出来た炎症、傷、色素沈着によるシミの状態です。繰り返し同じ場所に炎症や傷がつくと次第にダメージが深くなります。
それはやがて皮膚深部の組織を壊してしまい、再生が出来なくなりニキビが治っても跡が残ってしまう悲しいメカニズムに陥るのです。
ニキビによっては完治するまで長期間かかりますが、正しい治療と食生活により早く治すことが可能です。また、最近では医療が発達しているため、治らないといわれていた重症のニキビ跡でも目立たなくできるように技術が進歩しています。
ニキビ対策に有効な栄養素と紫外線対策
食べ物は何を食べたらニキビ予防に効果的なのでしょうか?
ニキビ対策の鍵は「ビタミンC」にあります。
ビタミンCには皮脂を抑える効果やニキビの炎症を抑える働きがあるのです。
ニキビ跡の赤みを薄くするのに最も効果を発揮するのは、ビタミンC配合の化粧水と美容液を使ってスキンケアをおこなうこと。
また、紫外線を浴びすぎてしまうと炎症している赤みが悪化してしまい、色素沈着することがあるため、外出時は帽子や日焼け止めクリームなどで紫外線対策をおこなうようにすると効果的です。
まとめ
ニキビは初期段階で早期治療!クレーターになると大変。
クレーターニキビは自然治療ができなくなってしまうため、通常、レーザーなどの治療で治していきます。そして肌の弾力の元になるコラーゲンの量を増やしたり、 ターンオーバーを促進することで目立たない程度まで改善していきます。
それでも一度破壊された皮膚組織は二度と回復しないと言われている現在の段階では、完全な完治は難しい…。
でも、IPS細胞もあるため再生技術の研究を積み重ねていけば近い将来、綺麗な皮膚を取り戻せる日が来る可能性は大いにあります。
赤ニキビが悪化するとクレータータイプのニキビ跡になります。皮膚組織まで破壊されます。破壊された皮膚組織は基本的に回復しません。
しかし医療は進化を続けているので期待しましょう。