グロッソスティグマは、ヘアーグラスやパールグラス同様に水槽内の前景草として高い人気があります。
アクアリウムで緑の絨毯を作りたいとき、グロッソスティグマはどのように育成すると、緑の絨毯になるのでしょうか?
グロッソスティグマの低床で絨毯を作る方法
グロッソスティグマの育成にはソイルがおすすめです。
砂利でもグロッソスティグマを育てることは出来ますが、固形肥料を入れる必要があります。また、グロッソスティグマはCO2添加がなくても育てることができます。
CO2なしで育成は可能ですが、できれば添加した方が綺麗に育てることができます。また、CO2添加をすると成長スピードが格段に早くなります。
グロッソスティグマの光量
光の強さはどのくらい必要なのでしょうか?
グロッソスティグマは光量を強くすることが重要です!
蛍光灯の場合は2〜3灯必要になります。
グロッソスティグマを育てる難易度は光さえあればとっても簡単。光が弱いと背が高くなるように育つので絨毯にはなりません。光が強いと低床を這うようにランナーを伸ばしながら育つため、緑の絨毯ができます。
ただ、光量が強いと藻が発生しやすくなるため、石巻貝やミナミヌマエビを入れて対処すると良いでしょう。
グロッソスティグマの植え方
グロッソスティグマを植えていくには、どのようにして植えたら良いのでしょうか?
3〜5株くらいずつを束にして、ピンセットを使って植えていきます。ポイントは底床に斜めに埋め込むこと!
垂直ではなくて少し斜めに寝かせるようにすると横に這いやすいので綺麗な絨毯状になります。
グロッソスティグマはすぐに広がるため、植える場合は植え込みの間隔に余裕を持たせた方が良いです。浮き上がってくる場合は、すぐに根を植え戻すと数日で根付きます。
グロッソスティグマのトリミング
グロッソスティグマの成長スピードは速いため、トリミングが必要になります。
グロッソスティグマが密集してくると葉が重なり合い、下層の葉は光が当たらなくなるので枯れてしまう原因に…。枯れると水質が悪化するのでトリミングが必要です。
トリミング方法はエビや貝に気を付けながらハサミを底床に沿わせるようにしてザクザクと切り進むだけでオッケー!
グロッソスティグマを絨毯にすることは非常に簡単です。逆に成長速度が速すぎてトリミングに追われるかもしれません。
手っ取り早く憧れのアクアリウム絨毯を作りたい人は選んでみても良いと思います。森の入り口みたいなレイアウトもでき、CO2を添加すると気泡も見られてとても綺麗な水草です。
また、グロッソスティグマの葉っぱの厚みが薄くなって来たり、黄色がかった葉っぱが出てくると二酸化炭素・光・養分のどれかが足りない状態です。グロッソスティグマは弱まると見た目で分かるので対処がしやすいです。
まとめ
初心者でも簡単に緑の絨毯ができるグロッソスティグマ。トリミングでカットした葉っぱは水面に浮くので網などで掬えばOKです。