「鈴虫の音、そして花火、片手にはビール…」
そして欠かせないのが枝豆という人も多いのではないでしょうか?
枝豆は6月~9月にかけて旬を迎えます。
多くの人から枝豆は愛されている食品ですが、実はこの枝豆は美味しいものと美味しくないものがあり、見分けることが出来ます。
夏の風物詩を見ながら、出来るだけ美味しい枝豆を食べるためにも知っておきたい知識です。
枝豆を美味しく見分ける方法
美味しい枝豆だけを食べたくありませんか?
美味しい枝豆を見分ける方法があります。「おいしい枝豆」と聞いて想像するのは、実がぎっしり詰まっていて、ふっくらと膨らんだ枝豆。
ところがそれは美味しい枝豆ではありません!
実がパンパンに詰まっている枝豆は美味しくないのです。さやがパンパンになるほど豆が詰まった枝豆は成長し過ぎた状態で、枝豆から大豆になりかけている真っ最中。
この状態では、旨味成分であるアミノ酸や糖分がピーク時よりもどんどんと減ってしまっているため美味しくなくなります。
栄養価も低下してしまい、さらに枝豆の中の薄皮も厚くなってくるため食感も低下している状態です。
枝豆は成長段階が美味しい!
枝豆の作付面積と消費量の日本一は新潟県で、新潟は枝豆の王国として知られています。
弥彦むすめという枝豆があり、栽培から出荷まで全て手作業で行われていますが、大量生産が難しく、おいしさと希少価値の高さから、さや付き300gが1000円以上で販売されることもある高級枝豆。
美味しい枝豆の選び方は次にあげられます。
おいしい枝豆は根・葉・枝が重要
さやだけの状態で常温保存すると、収穫の1日後には糖分などのおいしさが収穫直後の半分にまで落ちてしまい、味の落ちるスピードを和らげるには収穫した後も枝や葉を落とさないことが重要です。
おいしい枝豆はくびれがポイント
おいしい枝豆のポイントは、豆と豆の間の「くびれ」がきちんと残っているかどうかです。小さすぎてもダメで、しっかり形が分かるようなくびれがあるものを選びましょう。
おいしい枝豆は枝豆の色に注目
育ちすぎた枝豆はさやの色が白っぽくなります。さやが綺麗な「エメラルドグリーン」の色であれば、成長しすぎておらず旨味や甘みが最適な状態で食べることが出来ます。
白色や茶色~黒っぽく変色しているのは鮮度が落ちた証拠なので注意しましょう。
美味しい枝豆の調理法
- まず、もぎたての枝豆を茹でる前には、水でよく洗い産毛を取ります。
- 塩をふってよく揉み塩味をつけ、この後、塩ゆでをしますが、ここでポイントとなるのは、少し硬いくらいでお湯から取り出すこと!茹ですぎてしまうと美味しさが全てお湯に出てしまうので注意が必要です。
- お湯からあげた後、冷水につけて枝豆を冷ましてはいけません。うちわや扇風機をつかって冷ますとよりおいしい枝豆を頂くことが出来ます。あら熱が取れたら、最後にお好みで塩をふって完成です!
まとめ
枝豆は成長段階が美味しい。
枝豆において枝・根・葉はとても重要なポイントになります。
枝豆は、成長していけばするほど風味や栄養価が低下します。
大粒よりも小粒の方が美味しい事実に驚きますね。