12月は年末を迎える前に恒例の行事が訪れます。
そう、クリスマスです。
アクアリウムで癒される空間を作っているのなら、水槽をクリスマス色に染めてみたい人も多いのではないでしょうか?
ウィローモスでクリスマスツリーを作る方法
ウィローモスでクリスマスツリーを作ってみましょう。
水槽の中や外にサンタの置物を置いてみるのも良いでしょう。
ウィローモスを使ってみるのも面白いと思いますよ。
ウィローモスでクリスマスツリーを作るには、円錐状のものがあれば作ることが出来ます。ただ、ツルツルしている表面ではテグスなど釣り糸が固定できずにウィローモスを抑えることができない場合もあります。
そのため、円錐の形をしたものはある程度のゴツゴツ?が必要です。
そこで100円均一ショップに行き、鉢底ネットを購入します。これを加工して自作クリスマスツリーを作っていきます。
ハサミなどを使用して、正方形にカットしましょう。
水槽の高さが30cm程ある場合は、30cmを超えると水槽に入らなくなります。試しに最終的な高さが約10cmぐらいになるように作ると良いかも知れません。
クリスマスツリーは360度にウィローモスを活着させる必要があるので、高さのあるクリスマスツリーを作ると、その分のウィローモスがたくさん必要になります。
赤丸で囲った部分を折ります。
ポイントは、上の1㎝ぐらいだけを折ること。その下部分は軽く曲げる程度にとどめておきます。
反対部分をくるりと曲げて、円錐を作ります。
針金やテグス・釣り糸などを使い、鉢底ネットの穴に通しながら固定しますが、ホッチキスがあれば簡単に固定ができるので便利です。
2か所ほど止めます。
下の方にネットが飛び出しているので、ハサミを使いカットしましょう。
カットすると、このように水平に置くことが出来ます。
綺麗な円錐が出来ました。しかし、このままでは鉢底ネットが軽いため、浮力で水槽に浮かんでしまいます。
そこで、余っている鉢底ネットを使用して、円錐に合うように円形の底をハサミで切りながら作りましょう。丸く切り取ったら円錐の底に固定しますが、円錐の中に石を入れてください。
ビー玉でもオッケーです。
この重さがクリスマスツリーを安定させます。
その後、テグス・釣り糸・針金で円錐ネットと底部分のネットにある穴を通して4方を結び固定。
後は、ウィローモスを円錐に並べて、テグス・釣り糸でグルグルと固定して完成です。
1か月後には鉢底ネットが見えないほどに成長すると思います。(ただし、水温が低いとウィローモスの成長が止まるため注意)
ウィローモスはミナミヌマエビのシェルターになります。
鉢底ネットの内側は空洞になっているため、稚エビにとっては最高の空間ですが、その中で成長をして、ネットの穴よりも大きくなると外に出れなくなってしまいます。3か月後に一度、底のネットを取り外して確認してみると良いでしょう。
まとめ
クリスマスまでにウィローモスツリーを作りたい場合は、10月に育成開始できる状態にしておけば2か月で良い感じに育ちます。
ミナミヌマエビのシェルターにもなるため試してみてはいかがでしょうか。
水槽の中もクリスマスで賑わせましょう。