Blenderでモデリングをするときに、メッシュが増えれば増えるほど複雑化するため、作業がやりにくくなります。
そんなときには、頂点の選択をループ選択することで作業を効率化することが可能です。
非常に便利な機能であり、やり方はとっても簡単なのでマスターしておきましょう。
頂点をループ選択する簡単な方法
頂点が「1個」と、頂点が「1000個」。双方を比較すると、頂点が1000個あるオブジェクトのほうが複雑化するため、編集が難しくなります。
まずはBlenderを起動して、立方体を消しましょう。
次に「Shift + A」で「UV球」を追加します。
「編集」モードに切り替えます。
UV球には、球体にするための頂点が多く組み込まれていることが確認できますが、その中の1つの頂点を、マウスの「左クリック」を使い選択してください。
選択した頂点の「横線」を「Alt + 左クリック」でクリックしましょう。
選択した頂点に関連する横軸頂点が、すべて選択されました。
キーボードの「A」を素早く2回押します。
選択が外れました。
次に、縦軸でループ選択をしてみましょう。頂点を1つだけ、マウスの左クリックで選択してください。そして、今度は「縦線」の上で「Alt + 左クリック」を押しましょう。
すると、縦線でループ選択をすることができました。
「Shift + Alt + 左クリック」を押してみましょう。
複数のループ選択が可能です。
複雑なモデリングをおこなうときには、とても便利な機能になります。やり方は簡単なので、Blenderで行う3DCG制作の作業短縮のためにもマスターしておきましょう。