ネオンテトラと混泳できる種類

ネオンテトラと混泳できる種類【4コマ漫画】

熱帯魚のアクアリウムで代表的な存在がネオンテトラ。

ネオンテトラは小さな魚になるため、混泳できる魚の大きさも合わせる必要があります。

どのような魚が相性が良いのでしょうか?

ネオンテトラと混泳できる魚の種類

ネオンテトラは成長しても2cm~4cmと小さい魚になります。

混泳には相性があるので、可能な魚を見ていきましょう。

金魚とネオンテトラの混泳

金魚は最大15cm〜30cmになります。

ネオンテトラのサイズでは金魚から攻撃をされて捕食される可能性が非常に高いです。

金魚との混泳は難しいでしょう。

どうしても混泳させたい場合には、大きめの水槽に水草や流木などを多めに入れ、金魚が侵入できないような空間、ネオンテトラの隠れ家を多く用意してください。(完全な混泳は難しく、この場合でもネオンテトラの数は減っていく可能性があります。)

和金やコメットなどの細長い体型を除き、丸型の金魚は水流が苦手です。

一方のネオンテトラは水流を好みます。

混泳させる場合には水流は避けたほうが良いでしょう。

メダカとネオンテトラの混泳

メダカは温和な性格です。

ネオンテトラとの相性はバッチリ。

ただ、ネオンテトラがカラフルであり、光が当てるとまるで発光しているかのように輝くため、メダカの存在が少し薄くなってしまうでしょう。

メダカ水槽なのにメダカがわき役になってしまうかも?

メダカは水流を苦手にしています。

ネオンテトラは水流を好みます。

排水口をガラスに向けるなどして水流を極力抑えましょう。

カラシンとネオンテトラの混泳

カラシンは数十cmを超えるものもいますが、流通しているほとんどのものは最大3cmほどになります。

この種類の場合は、ネオンテトラとの混泳は全く問題ありません。

ただ、ペンギンテトラなど気性の荒い熱帯魚もいます。

魚の特性に注意が必要です。

グッピーとネオンテトラの混泳

ネオンテトラと同じように熱帯魚の中では群をぬいて人気を誇るグッピーですが、ネオンテトラとの混泳は全く問題ありません。

グッピーは温和な性格で、攻撃をしかけることはないでしょう。

エンゼルフィッシュとネオンテトラの混泳

エンゼルフィッシュは、その独特な体型から愛好家もいるほどの人気種になります。

しかし、販売されているのは小型でも15cmほどに大きく成長する種類です。

サイズの大きなエンゼルフィッシュだと食べられる可能性が非常に高いです。エンゼルフィッシュは繁殖期になると特に縄張り意識が強くなります。

また攻撃的になります。

これらの理由からネオンテトラとの混泳は不向きでしょう。

ディスカスとネオンテトラの混泳

熱帯魚の王様と呼ばれるディスカスですが、最大で20cmほどに成長をします。

ネオンテトラとの混泳は難しいでしょう。

ディスカスは縄張り意識をもつ個体が多く、攻撃される恐れがあります。

ただ、ディスカスは個体の性格が大きく他魚に無関心な個体もいます。ネオンテトラとの混泳は一か八かになりますが、危険を感じた場合はすぐに別の水槽に入れる必要があります。

コリドラスとネオンテトラの混泳

ネオンテトラは、中〜上層を主に泳いでいます。

底物熱帯魚であるコリドラスとは遊泳層が重ならないため混泳可能です。

ネオンテトラが食べ残した餌を食べてくれます。

お互い他魚に無関心なため混泳可能です。

オトシンとネオンテトラの混泳

オトシンの性格はとても温和なため、ネオンテトラと混泳可能です。

流木や水草などのコケ取り、ネオンテトラが食べ残した餌も食べるためオススメです。

プレコとネオンテトラの混泳

タイガープレコ、インペリアルゼブラプレコ、ミニブッシープレコのような小型プレコであればお互い無関心のため混泳可能です。

泳ぐ層も異なるため混泳できます。

プレコの種類は多く、中型~大型のプレコは攻撃的なものが多いため混泳は難しいかもしれません。

大型魚とネオンテトラの混泳

基本的に魚は自分よりも小さく、口に入るものを捕食します。

食べられるかどうかを一度口に入れて確認し、飲み込むタイプが多いです。

しかし、この行為はネオンテトラなど小さな魚ににとっては致命的。ネオンテトラが口に入るような大型魚との混泳は避けたほうが良いです。

ブラックゴーストとネオンテトラの混泳

ユニークな体型と泳ぎ方、顔はまるで犬のような不思議な魚のブラックゴーストですが、電気ウナギと同じように微電流を出して餌を探しています。

この電気によりネオンテトラがストレスを感じてしまうかも知れません。

また、ブラックゴーストは泳ぎもうまいため、ネオンテトラは捕食されるでしょう。

混泳には向きません。

エビ・シュリンプとネオンテトラの混泳

ミナミヌマエビとは相性も良く、混泳は問題なく可能です。

ヤマトヌマエビも大丈夫ですが、弱ったネオンテトラを襲うかも知れません。

エビが飢餓状態でなければ基本的には問題ありません。

水草とネオンテトラ

ネオンテトラの水槽で水草の育成が可能です。

ネオンテトラの飼育には水草があると際立つため、入れておきたいアイテムになります。

まとめ

体長が小さいので混泳する場合は、基本的に同程度のサイズに合わせる必要があります。

群れで生活をしている魚になるので、他の魚と混泳をする場合には特に群れさせることでストレスを低減させることが出来ます。

ネオンテトラとの混泳可能な魚が結構います。熱帯魚の楽園が作れますね。

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